伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冉命(いざなみのみこと)は、神話の中で最初に登場する夫婦神で、 数々の国土と人々を生成されたと伝えられ、生命の祖神、ひいては延命長寿の神として崇められています。

「伊弉」は誘う、「諾(ぎ)」は男性、「冉(み)」は女性を意味し男女が互いに誘いあって交合の事始めとなった神で、 夫婦の愛情と交合をつかさどります。

当社の御祭神 伊弉冉命の御神徳は、伊弉諾命・伊弉冉命が国土造成の大事業を成し遂げられたことから、 経営管理の神として一般の人々はもちろん、企業・銀行・土木建設関係者から厚く信仰されています。

古くから日本人は、郷土の自然と人々を守る産土神をふかく信仰してきました。 高度に発達した現代社会におきましても、この精神は生きています。

困難な仕事に立ち向かうときは、まず氏神様に祈り、新しい勇気を奮い起こし、歴史を切り拓いてきました。 その原動力は、神社を心のよりどころとした信仰心にあると言えるでしょう。

現代は激動の時代です。社会情勢が厳しくなればなるほど、この困難に立ち向かう力、 勇気を持たなければなりません。 このようなときこそよりいっそう八百萬の神々の御神助を祈念することが必要になって参ります。

当社では、幸稲荷大神の御神徳をいただき、仕事始め、創業記念日のお祭り、入社奉告祭、 また商売繁盛、会社繁栄、安全操業等の御祈祷をご奉仕申し上げております。



稲荷神社は全国で最も多く祀られている神社です。赤い鳥居に神使いの白狐、2月の初午の行事等、 古くから民衆にとけこんだ親しみのある神社として知られております。

赤は豊年を象徴する色、白い狐は神聖な神のお使いと信じられ、初午は稲荷さまが鎮座した日と伝えられております。

御祭神倉稲魂神(うかのみたまのかみ)は五穀豊穣をつかさどる農業の神様であり、 一粒の米が、何十倍、何百倍にも殖えるよう恵みを与えて下さるもので、 あらゆる産業の守神として、広く信仰を集めております。